新潟福嚴寺のお坊さん
住職:藤田秀典
「いじめ、貧困、自殺・・・」などの言葉が新聞、テレビを賑わせない日はありません。原因は幾つもあると思いますが、悲しいことです。「死のうと思う日はないが、生きていく力がなくなることがある、そんなときお寺を訪ね、わたしはひとり仏陀の前に坐ってくる、力わき明日を思うこころが、出てくるまで坐ってくる」曹洞宗のポスターに書かれた文句です。思いやり、助け合い、みんなが幸せになる為に何かできないだろうか。
曹洞宗吉田山福嚴寺 住職藤田秀典 合掌
副住職:藤田祥典
初めまして、私は新潟県燕市で福嚴寺というお寺の副住職をしています。藤田祥典(フジタショウテン)と申します。
近年お寺離れという言葉をよく耳にするようになりました。特に若い世代の人たちはお寺に関心が無い人も多いと思います。しかしそうなってしまった理由の一つには若者にあるのではなくお寺自体にあると思っています。目まぐるしく変化する社会の中でお寺のあり様だけ変わってこなかったのです。仏教の教えは不変なものですが、伝え方はその時代によって変化するべきだと思います。なのでYouTubeをはじめ、SNSなどを駆使して普段から福嚴寺をご存知の方も、全く知らなかったという方も興味関心を持っていただき気軽にお寺に足を運べるようなお寺にしていきたいです。