新潟 福嚴寺(ふくごんじ)
当時は吉田山福嚴寺(きちでんざん ふくごんじ)という曹洞宗(そうとうしゅう)の寺院です。 室町時代後期、1526年(大永六年)に麗天周杲和尚(りてんしゅうこうおしょう)が、 真言宗から曹洞宗に改宗し、翌1527年 3月(大永七年 3月)、 勅特賜日光禅師麗天周杲大和尚(ちょくしようにっこうぜんじりてんしゅうこうだいおしょう)として当寺を創建しました。 吉田山という山号は、その和尚様が永平寺を慕う気持ちから、 永平寺の地名である福井県吉田郡からとったものと伝えられています。 旧町名である吉田町とも重なってるのは不思議なことです。 現在の本堂は1881年(明治十四年)に再建されており、 本尊は釈迦牟尼如来像(しゃかむににょらいぞう)です。 2001年(平成十三年)には本堂屋根を銅板葺きに改修いたしました。 弥彦山を望むことができ、まわりを田園と緑に囲まれた、のどかな立地に建つお寺です。 毎月、写経会や坐禅会等の交流を大切にしており、精進料理教室、秋の焼きいも祭、 春のだんご撒きなど様々な行事を通して地域の方々との交流を大切にしています。 お気軽にお立ち寄りください。